山梨市議会 > 2020-09-28 >
09月28日-04号

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  1. 山梨市議会 2020-09-28
    09月28日-04号


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    最終取得日: 2021-05-31
    令和 2年  9月 定例会          令和2年9月山梨市議会定例会 第4日◯令和2年山梨市議会9月定例会第4日目は、9月28日午前10時山梨市議会議場に招集された。---------------------------------------◯令和2年9月28日(月曜日)午前10時開議---------------------------------------◯議事日程(第4号)  第1 諸般の報告     (1)常任委員会審査結果報告     (2)決算特別委員会審査結果報告     (3)議案受理報告  第2 常任委員会委員長報告     (質疑・討論・採決)     議案第66号 山梨市手数料条例の一部を改正する条例について     議案第67号 山梨市立牧丘病院設置及び管理条例の一部を改正する条例について     議案第68号 山梨市家庭的保育事業等の設置及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について                                    計3件     議案第69号 令和2年度山梨一般会計補正予算(第4号)                                    計1件     議案第70号 令和2年度山梨介護保険特別会計補正予算(第1号)                                    計1件     議案第71号 笛吹市の公の施設を利用することに関する協議について                                    計1件     議案第72号 訴えの提起について     議案第73号 訴えの提起について     議案第74号 訴えの提起について     議案第75号 訴えの提起について                                    計4件     請願第3号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書                                    計1件  第3 決算特別委員会委員長報告     (質疑・討論・採決)     議案第76号 令和元年度山梨一般会計歳入歳出決算認定について                                    計1件     議案第77号 令和元年度山梨国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について     議案第78号 令和元年度山梨後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について     議案第79号 令和元年度山梨市交通・火災災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第80号 令和元年度山梨浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第81号 令和元年度山梨介護保険特別会計歳入歳出決算認定について     議案第82号 令和元年度山梨居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第83号 令和元年度山梨簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第84号 令和元年度山梨活性化事業特別会計歳入歳出決算認定について                                    計8件     議案第85号 令和元年度山梨水道事業会計決算認定について     議案第86号 令和元年度山梨病院事業会計決算認定について     議案第87号 令和元年度山梨下水道事業会計決算認定について                                    計3件  第4 議員提出議案     (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)     山議案第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について  第5 市長追加提出議案     (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)     議案第88号 山梨市農業委員会の委員の任命について同意を求める件---------------------------------------◯本日の会議に付した事件  日程第1から日程第5は議事日程に同じ  追加日程第1 議員提出議案         (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)         山議案第3号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出について  追加日程第2 議員提出議案         (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)         山議案第4号 副議長不信任決議について---------------------------------------◯出席議員16名)     1番   三枝正文君    2番   深沢敏彦君     3番   土屋裕紀君    4番   根津和博君     5番   萩原弥香君    6番   清水時保君     7番   村田 浩君    8番   飯島力男君     9番   古屋弘和君   10番   矢崎和也君    11番   武井寿幸君   12番   木内健司君    13番   小野鈴枝君   14番   飯嶋賢一君    15番   岩崎友江君   16番   向山 輝君---------------------------------------◯欠席議員なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名  市長      高木晴雄君   副市長     古屋博敏君                  政策秘書  教育長     澤田隆雄君           中山浩貴君                  課長  総務課長    小田切 聡君  財政課長    古屋健司君                  防災危機管理  管財課長    中村直喜君           宮澤健一君                  課長  地域資源開発          磯村賢一君   税務課長    古屋寿彦君  課長  市民課長    萩原双葉君   福祉課長    武井 学君                  健康増進  子育て支援課長 長沼裕子君           矢崎貴恵君                  課長  介護保険          芳賀光久君   環境課長    羽田エミ君  課長  商工労政          大沢和洋君   観光課長    角田弘樹君  課長  農林課長    中村裕機君   建設課長    鶴田圭司君  都市計画          日野原大城君  下水道課長   佐藤美仁君  課長  会計管理者           学校教育          佐藤美子君           竹川一郎君  会計課長            課長  生涯学習          加々美 修君  水道課長    鶴田栄輔君  課長  牧丘支所長   戸泉俊美君   三富支所長   立川隆次君---------------------------------------◯事務局職員  議会事務            議会事務局          望月好也君           平野宗則君  局長              次長  書記      雨宮雄貴君               開議 午前10時00分 ◎議会事務局長(望月好也君) 再開に先立ち、お互いに挨拶を交わしたいと思います。 ご起立願います。          (全員起立) ◎議会事務局長(望月好也君) 相互に礼。 ご着席願います。--------------------------------------- △開議 ○議長(三枝正文君) ただいまの出席議員は16名です。 定足数に達していますので、本会議を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。          〔本文 129頁~131頁参照〕--------------------------------------- △第1 諸般の報告 ○議長(三枝正文君) 日程第1、諸般の報告を行います。 会議規則第37条の規定により、各常任委員会及び決算特別委員会に付託いたしました議案の審査結果について、委員会報告書の提出がありました。お手元に配付いたしましたので、ご了承願います。 次に、市長から追加提出議案の送付がありました。提出議案は、議案第88号の1案件であります。市長追加提出議案として上程いたしますので、ご了承願います。 次に、議場内でのマスクの着用について申し上げます。 現状の社会情勢を鑑み、発言時も含め、議場内でマスクを着用することといたします。 次に、地球温暖化防止及び省エネルギー対策として、本市議会でもクールビズに取り組んでおります。本会議場で上着を脱ぐことを許しますので、ご了承願います。 次に、報道機関から取材のため撮影の申出があり、これを許可いたしておりますので、ご承知願います。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △第2 常任委員会委員長報告(質疑・討論・採決) ○議長(三枝正文君) 日程第2、常任委員会委員長報告を行います。 本定例会に上程されました議案のうち10案件及び請願1件については、各常任委員会へ審査を付託しております。 各常任委員長から審査の経過と結果について報告を求めます。 なお、各常任委員会に分割付託している議案もありますので、各常任委員長の報告後に質疑、討論及び採決を行います。 初めに、総務常任委員会委員長、清水時保議員の報告を求めます。 清水時保議員総務常任委員長(清水時保君) おはようございます。 総務常任委員会より報告をいたします。 付託された議案について、お手元に配付した報告書のとおり、議案第66号及び議案第69号関係付託部分は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定をいたしました。 次に、審査の経過から、主なものについてその概要を申し上げます。 議案第66号 令和2年度山梨一般会計補正予算(第4号)関係付託部分についてであります。 歳入、14款国庫補助金のうち、個人番号カード利用環境整備費補助金について、マイナンバーカードの申請と利用の促進を図るためにマイナポイントなど国の取組もあるが、本市は、現在、21.76%の申請率である。マイナンバーカードの申請率をさらに上げていくためには、個人情報を管理されることへの不安などを払拭させるような、カードを活用した第2段の取組はないのかという問いに対して、本市のマイナンバーカード申請率は20%を超えており、さらなる起爆剤として、マイナポイントの付与によりマイナンバーカードの普及を促す手段として取り組んでいる。国では、保険証や免許証としての情報をマイナンバーカードに取り入れる案が開始当初から出されており、現在、保険証への活用を進めているが、大半が未知の状態であり、これから議論されると思われる。本市独自としては、図書館の貸出しに利用するなどの考えもあったが、進んでいない状況であるとの答弁がありました。 次に、歳出、2款総務費のうち、特別定額給付金給付事業経費事務処理において、未給付となっている対象者への対応について伺いたいとの問いに対して、申請をされていない未給付の対象者は、21世帯、22人である。未給付者には申請勧奨通知を再度発送し、訪問等を行った。市内に住所を有しているが居住実態のない方、中には十数年前に既に県外に移られていた方、また、申請を辞退する方もいた。なお、未申請の65歳以上の方については、親族等に連絡を取るなどの対応も行ったとの答弁がありました。 次に、歳出、2款総務費のうち、庁内情報化推進事業経費について、テレワークシステムについての具体的な説明と、ICT化の推進など情報化の先を見越した事業などの考えはあるのかとの問いに対して、テレワークシステムは、職員の1人1台パソコンの画面をインターネット上で暗号化し、転送することにより、遠隔地で勤務できるシステムとなっている。また、国では、ICTの推進について、骨太の方針でICT強化がうたわれている。 市の考え方としては、年金の個人情報流出問題があったように、セキュリティの面でファイアウォール等の安全性の担保を確認し、確実にした上で、情報連携の構築を進めていきたい。また、ICT化に対し1つの課で専門的に担当するのが理想ではあるが、ICT化は様々な分野に及ぶため、横断的かつ戦略的に取り組むことが求められている。このため、当面の間は財政課情報システム担当が全体の調整役となって、関係課と連携して対応していきたいとの答弁がありました。 先ほど、議案第66号 令和2年度山梨一般会計補正予算(第4号)関係付託部分と申し上げましたが、正しくは議案第69号 令和2年度山梨一般会計補正予算(第4号)関係付託部分についてであります。訂正をいたします。 以上をもちまして、総務常任委員会の報告といたします。          〔参考資料 15頁~16頁参照〕 ○議長(三枝正文君) 次に、建設経済常任委員会委員長武井寿幸議員の報告を求めます。 武井寿幸議員建設経済常任委員長武井寿幸君) 建設経済常任委員会より報告いたします。 付託された議案について、お手元に配付した報告書のとおり、議案第69号関係付託部分、議案第71号、議案第72号、議案第73号、議案第74号及び議案第75号は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の経過から、主なものについて報告いたします。 最初に、議案第69号 令和2年度山梨一般会計補正予算(第4号)関係付託部分についてであります。 山梨市駅南地域整備事業経費における来年度への繰越しとなったJR用地の購入について、具体的な場所及び面積について伺いたい。また、なぜJRの駅の整備のために市が用地を購入する必要があるのか、併せて伺いたいとの問いに対し、JRから購入する用地の場所については、北口の南北自由通路の部分と、そこに隣接する部分を購入する予定である。面積については、JR側の工事完了後に確定測量を行う予定である。今の時点でははっきりした面積は出ていないが、500平方メートルほどを想定している。南北自由通路は市道11358号線であるため、底地を所有するJRから用地を購入するものであるとの答弁がありました。 次に、議案第71号 笛吹市の公の施設を利用することに関する協議についてであります。 笛吹市の公共下水道を利用することによる受益者負担金、使用料の見込みについて伺いたいとの問に対し、受益者負担金使用料金は、山梨市の収入として土地所有者や加入者より徴収を行う。受益者負担金は約64万4,000円、使用料収入は、平均的な一般家庭が使用する2か月の使用水量が40立方メートルであり、使用料金は5,082円であるため、今回想定している分譲予定地の7区画全ての区画に家が建設された場合、年間約21万3,000円が見込まれるとの答弁がありました。 次に、議案第72号から議案第75号 訴えの提起についてであります。 市営住宅家賃滞納者に対する4件の訴えの提起以外にも滞納者はいると思うが、その人数と、どのくらいの期間の滞納で訴訟を行うのか、線引きはなされているのか伺いたい。また、弁護士費用についても併せて伺いたいとの問いに対し、令和2年9月1日時点で83人の市営住宅家賃滞納者がいる。現時点では、はっきりと滞納が何年経過で訴訟とは線引きされていない。まずは悪質で支払いがなされていない入居者、無断退去者に対し提訴を行い、部屋を明け渡していただくことを念頭に置いている。今後については、再度整理を行い、ある程度の区切りを持って提訴案件等を決めていきたい。将来的には他の自治体のように、半年や1年など、ある程度の基準を設け対応していきたいと考える。 また、弁護士費用については、訴えの提起に係る4件分として300万円の補正予算を予定している。これには訴訟費用強制執行の手続までにかかる費用も含めて、1件約65万円程度を見込んでいる。訴訟を実際に行う中で強制執行を行い、荷物を運び出す作業や保管などの行為が必要になり、保管場所や運搬費用がかかる場合もあるとの答弁がありました。 なお、現地調査といたしまして、西保下地内小田野山の崩落現場箇所及び新重川橋の耐震補強工事箇所の視察を行いました。 以上をもちまして、建設経済常任委員会の報告といたします。          〔参考資料 17頁~18頁参照〕 ○議長(三枝正文君) 次に、教育民生常任委員会副委員長、小野鈴枝議員の報告を求めます。 小野鈴枝議員教育民生常任副委員長(小野鈴枝君) 教育民生常任委員会より報告いたします。 付託された議案について、お手元に配付した報告書のとおり、議案第67号、議案第68号、議案第69号関係付託部分、議案第70号は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 請願第3号は、原案のとおり全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、審査の経過から、主なものについてその概要を申し上げます。 最初に、議案第69号関係付託部分、歳出、3款民生費、2項児童福祉費、6目子育て支援費についてであります。 山梨市新生児育み特別給付金について、転入した新生児は給付対象となるのかとの問いに対し、給付対象は、出生届を提出し、山梨市の住民基本台帳に登録された新生児であり、転入の場合は対象とならないとの答弁がありました。 次に、議案第69号関係付託部分、歳出、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費についてであります。 新型コロナウイルス感染症医療機関支援交付金の財源について伺いたいとの問いに対し、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用を見込みとした本市独自の取組となる。財源の1割はクラウドファンディングで募集するとの答弁がありました。 次に、議案第69号関係付託部分、歳出、10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費についてであります。 GIGAスクール構想で配備される1人1台パソコンは貸与となるのか。また、そのパソコンは同じ児童が同じ端末を使うこととなるのかとの問いに対し、パソコンについては、全て貸与となる。同じ児童が同じ端末を使うのか、学年で固定するのかについては検討中であるとの答弁がありました。 次に、議案第69号関係付託部分、歳出、10款教育費、5項社会教育費、1目社会教育総務費についてであります。 事業の未実施に対する減額について、時期をずらして実施を検討する事業への予算は確保できるのかとの問いに対し、今回の減額は、団体の事業で今後実施の予定がないものへの補助金に当たる部分を精査したものである。市や公民館の事業については、予算を確保しており、工夫しながら実施を目指すとの答弁がありました。 以上をもちまして、教育民生常任委員会の報告といたします。          〔参考資料 19頁~20頁参照〕 ○議長(三枝正文君) 以上で正副委員長報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(三枝正文君) これより委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終わります。--------------------------------------- ○議長(三枝正文君) これより討論を行います。 討論の通告はありませんでした。 以上で討論を終わります。--------------------------------------- ○議長(三枝正文君) これより採決を行います。 初めに、議案第66号 山梨市手数料条例の一部を改正する条例について、議案第67号 山梨市立牧丘病院設置及び管理条例の一部を改正する条例について、議案第68号 山梨市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての3案件を一括採決いたします。 委員長報告原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第66号、議案第67号及び議案第68号の3案件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第69号 令和2年度山梨一般会計補正予算(第4号)の採決を行います。 委員長報告原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号 令和2年度山梨介護保険特別会計補正予算(第1号)の採決を行います。 委員長報告原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第71号 笛吹市の公の施設を利用することに関する協議についての採決を行います。 委員長報告原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第72号から議案第75号の訴えの提起についての4案件を一括採決いたします。 委員長報告原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第72号、議案第73号、議案第74号及び議案第75号の4案件は、原案のとおり可決されました。 次に、請願第3号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書の採決を行います。 副委員長報告は採択です。 副委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第3号は採択することに決定されました。 ただいま採択されました請願第3号に係る意見書の提出については、議員提出議案として日程に追加し、議題といたします。--------------------------------------- △第3 決算特別委員会委員長報告(質疑・討論・採決) ○議長(三枝正文君) 日程第3、決算特別委員会委員長報告を行います。 本定例会に上程されました議案のうち、令和元年度決算審査に係る12案件については、決算特別委員会を設置し、これに審査を付託しております。 決算特別委員会委員長岩崎友江議員に審査の経過と結果について報告を求めます。 岩崎友江議員決算特別委員長岩崎友江君) 決算特別委員会審査報告を行います。 去る9月11日の本会議において本委員会に付託された議案は、議案第76号、議案第77号、議案第78号、議案第79号、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第86号、議案第87号の各会計決算認定についての12案件であります。 委員長に私、副委員長に萩原弥香委員を互選し、9月16日、17日、18日の3日間にわたり審査を行いました。 冒頭、令和元年度山梨市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査によって報告された数値であり、数値の改ざんはなく、適正に処理されたものであることを確認し、審査に入りました。 審査に当たっては、議決された予算などがその目的に沿って公正・公平に、しかも適切に執行されているか、そしてどのような効果をもたらしたのかなどに重点を置いて慎重に審査を行いました。 審査の方法は、各会計歳入歳出決算書、主要な施策の成果に関する説明書、決算特別委員会審査資料に基づき、関係課長などに説明を求めて行いました。 それでは、審査の経過から、主なものについてその概要を申し上げます。 まず、令和元年度山梨市一般会計歳入歳出の全体についてであります。 205億369万円余の歳入に対して196億7,214万円余の歳出であり、翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は7億957万円となっている。健全化判断比率については、実質公債費比率が11.0%、将来負担比率が117.1%である。これらを踏まえ、現在、市の借金を見ると、本市は、13市の中で市民1人当たりの借金が多いほうだが、これらを解消するとするなら、今後どのような方向での財政運営が必要か伺いたいとの問いに対して、借金、公債費の考え方について、予算ベースでの公債費を見たときに、本市は高いと言われるが、全国的に見ても、合併市においては比較的高い傾向を示している。これは合併優遇策として交付税措置の大きい合併特例債を活用しているからであり、本市の場合、これ以外にも、交付税措置の大きい過疎対策事業債を活用しているからである。これらは借金として借り入れたとしても、後年、交付税として措置されることから、他の起債と比較しても優位なものであるため、優先的に措置してきた。 なお、合併特例債については今回の決算をもって終了となり、今後、合併特例債に代わる地方債はないので、財政運営を考える上では対策が必要となる。 また、過去に建設公債として発行していたものが今となって償還することとなるため、令和5年度に255億円の償還額が現時点では償還のピークと予想している。今後、これまでと同額の地方債を発行すると将来の借金は膨れ上がるため、プライマリーバランスを考えた地方債の発行が必要と考える。大型建設事業の抑制は必要であるが、市長の政策と合わせての考えとなるので、調整をしながら進めていきたい。 財政指標のうち経常収支比率が上昇傾向にあり、この数値が上がると財政の硬直化を招くおそれがある。義務的経費の割合が高くなることがこの数値を引き上げる要因の一つであることから、公債費の上昇についても注視する必要があると考えるとの答弁がありました。 次に、民生費及び国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計に関してであります。 国民健康保険、後期高齢者医療保険について、1人当たりの医療費について伺いたいとの問いに対して、国民健康保険の加入者は令和元年度末8,861人で、年間の医療費で割ると1人当たり38万8,649円となり、毎年約1万円の増額傾向となっている。 後期高齢者については、6,237人の被保険者で、1人当たりの医療費は年に88万7,701円となり、前年度と比較し約1万円の増となっている。後期高齢者については、今後、高齢者の増加とともに医療費も増額していくことが予想されるとの答弁がありました。 次に、総務費、戸籍住民基本台帳管理システム経費について。 コンビニ交付システムの構築・導入に伴い、その効果と利用状況について伺いたいとの問いに対して、コンビニ交付システム構築費用の約4,000万円は、全額、特別交付税措置の対象となっている。コンビニ交付については、昨年8月から稼働し、8月は49件の利用があり、その後徐々に増加し、昨年度末までに556件の利用があった。今年度はマイナンバーカードの申請率も増えていることに伴い、6月以降は月に100件以上の利用がある。コンビニ交付は、マイナンバーカードを取得していなければ利用できないので、今後もカードの申請率を上げることに力を入れるとともに、コンビニ交付の利便性をPRし、市民サービスの向上につなげていくとの答弁がありました。 次に、商工費のうち、観光振興一般事業経費に関してであります。 観光協会について、いろいろなイベントやSNSを活用した市の観光PRに努めてもらっているが、SNSでの情報発信により、実際に問合せなどがあるのか伺いたいとの問いに対して、ドローンを使用した動画や観光協会のSNSによる情報発信により、本市の観光スポットを撮影したいとの問合せが近年増えてきている。このようなことから、SNSは誘客につながる有効な情報発信の媒体であると考えているとの答弁がありました。 次に、教育費、地区公民館運営経費に関してであります。 後屋敷公民館の改修工事について、費用面も合わせ、大規模な改修事業となっている。その内容について伺いたいとの問いに対して、生涯学習の拠点施設として施設の適正な維持管理に努めているが、今回、後屋敷公民館の事業経費については、山梨地域の公民館改修の中で後屋敷公民館が最後の改修となったため、改善内容も集約されたものとなっている。また、他地区の公民館と比較し、大会議室が狭いため、増築を行った。公民館ごとに改修の内容は違ってくるが、後屋敷公民館は駐車場の用地を取得し、整備も行っているとの答弁がありました。 次に、寄附金、ふるさと納税寄附金・クラウドファンディングに関してであります。 クラウドファンディングで寄附を募っているが、どのような方法で募ったのか伺いたいとの問いに対して、通常のふるさと納税にも指定寄附はあるが、クラウドファンディングについては、子ども食堂の事業経費に充てることに限定しているものである。返礼品はない。ふるさとチョイスのサイトを利用して、一般寄附とは別にクラウドファンディングの項目があり、掲載をし、目標額を掲げて寄附を募っている。目標額は100万円であったが、200万円余の寄附が集まったとの答弁がありました。 次に、総務費のうち、地方創生経費に関してであります。 地域商社・ふるさと振興機構の事業について、3年間で補助金も終了したが、その後の活動について伺いたいとの問いに対して、地域商社における事業は、地域資源の発掘、商品化、地場産品の販売拡大につながる事業を行ってきた。ふるさと納税のバイヤーとなり、シャインマスカットを使い、高級品として付加価値をつけた商品を出し、山梨市の活性化を図っている。都内のコンビニエンスストアでの本市の農産物の販売、市のPRを行っている。市では、委託業務などで連携を図っているところであるとの答弁がありました。 次に、衛生費のうち、不妊治療費助成事業に関してであります。 不妊治療費助成事業の助成内容と状況について伺いたいとの問いに対し、不妊治療費助成事業については、助成の内容は、不妊治療に要した医療費の2分の1の額とし、15万円を限度として7年間まで補助するものである。令和元年度は38人の方に助成を行い、助成した方のうち15人の方に母子手帳を交付した。そのうち14人が既に出産されているとの答弁がありました。 次に、教育費のうち、花かげホール運営経費に関してであります。 花かげホールでは、自主事業として、各種コンサートの開催や子供たちを対象としたバイオリン教室など、通年で開催している。花かげホール運営の状況と併せて、運営委員会等の組織があるのか伺いたいとの問いに対して、市民会館・花かげホール運営委員会が設置されている。令和元年度の自主事業では、NHK甲府放送局との共催によるラジオ公開収録や市内在住の津軽三味線奏者、藤田淳三氏によるコンサートを開催し、満員となった。新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、2月28日から年度末まで休館したが、1万3,714人の施設利用があったとの答弁がありました。 以上、3日間にわたって開催した決算特別委員会において全ての審査が終了し、採決を行った結果、議案第76号、議案第77号、議案第78号、議案第79号、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第86号、議案第87号は、全会一致により認定すべきものと決定いたしました。 以上で決算特別委員会の報告は終わります。          〔参考資料 21頁~24頁参照〕 ○議長(三枝正文君) 以上で委員長報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(三枝正文君) これより委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終わります。--------------------------------------- ○議長(三枝正文君) これより討論を行います。 討論の通告はありませんでした。 以上で討論を終わります。--------------------------------------- ○議長(三枝正文君) これより採決を行います。 初めに、議案第76号 令和元年度山梨一般会計歳入歳出決算認定についての採決を行います。 委員長報告は原案認定です。 委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第76号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第77号 令和元年度山梨国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第78号 令和元年度山梨後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第79号 令和元年度山梨市交通・火災災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第80号 令和元年度山梨浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第81号 令和元年度山梨介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第82号 令和元年度山梨居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第83号 令和元年度山梨簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第84号 令和元年度山梨活性化事業特別会計歳入歳出決算認定についての8案件を一括採決いたします。 委員長報告は原案認定です。 委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第77号、議案第78号、議案第79号、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第83号及び議案第84号の8案件は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第85号 令和元年度山梨水道事業会計決算認定について、議案第86号 令和元年度山梨病院事業会計決算認定について、議案第87号 令和元年度山梨下水道事業会計決算認定についての3案件を一括採決いたします。 委員長報告は原案認定です。 委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号、議案第86号及び議案第87号の3案件は、原案のとおり認定されました。--------------------------------------- △第4 議員提出議案提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決) ○議長(三枝正文君) 日程第4、議員提出議案を議題といたします。 山議案第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者を代表して、深沢敏彦議員提案理由の説明を求めます。 深沢敏彦議員 ◆2番(深沢敏彦君) 山議案第2号について、朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書(案)。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応はじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。                   記 1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月28日。 以上、提案理由の説明といたします。 ○議長(三枝正文君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております山議案第2号は、議員全員の提出議案であります。 よって、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第2号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 山議案第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についての採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第2号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま山議案第2号の意見書が可決されました。つきましては、会議規則第43条の規定により、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。 なお、可決されました意見書は、関係行政庁に送付いたします。 議事の都合により、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時56分 △再開 午前11時20分 ○議長(三枝正文君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(三枝正文君) 休憩中、深沢敏彦議員ほか14名から、山議案第3号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出についての提出がありました。 議員提出議案としてこれを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第3号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。          〔参考資料 27頁~28頁参照〕---------------------------------------追加日程第1 議員提出議案提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決) ○議長(三枝正文君) 追加日程第1、議員提出議案を議題といたします。 山議案第3号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出についてを議題といたします。 提出者を代表して、深沢敏彦議員提案理由の説明を求めます。 深沢敏彦議員 ◆2番(深沢敏彦君) 山議案第3号につきまして、朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書(案)。 学校現場では、新型コロナウイルス感染症蔓延により、子どもたちへの学びの保障や心身のケア、感染症蔓延対策などが行われています。また、新学習指導要領への対応に加え、休業措置に対するカリキュラム再編成など、臨時的な職務が行われています。さらに、貧困・いじめ・不登校などの解決すべき課題が山積しており、子どもたちのゆたかな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間、子どもたちと向き合う時間を十分に確保することが困難な状況となっています。ゆたかな学びや学校の働き方改革を実現するためには、加配措置ではなく抜本的な定数改善計画に基づく教職員定数改善が不可欠です。 本市でも、子どもたちのゆたかな学びを保障するため、学級編成の弾力的運用に理解が示される中で、特別支援教育支援員や複式解消に関わる市単教諭の配置など学校教育の充実を図る施策を積極的に展開しています。 義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、本市のように独自財源により人的措置を行っている自治体も多く、地方自治体の財政を圧迫していることや自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であり、国の施策として定数改善にむけた財源保障のためにも国庫負担率2分の1への復元が必要です。 こうした観点から、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、以下の措置を講じられるよう強く要請いたします。 1 計画的な教職員定数改善をすすめるとともに、少人数学級の推進を図ること。 1 教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに国負担割合を2分の1に復元すること。 1 教育条件の格差解消を図るため、地方交付税を含む国における教育予算を拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月28日。 以上で提案理由の説明といたします。 ○議長(三枝正文君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております山議案第3号は、議員全員の提出議案であります。 よって、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第3号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 山議案第3号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第3号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま山議案第3号の意見書が可決されました。つきましては、会議規則第43条の規定により、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。 なお、可決されました意見書は、関係行政庁に送付いたします。--------------------------------------- △第5 市長追加提出議案提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決) ○議長(三枝正文君) 日程第5、市長追加提出議案を議題といたします。 本日市長より送付されました議案は、議案第88号 山梨市農業委員会の委員の任命について同意を求める件の1案件であります。これを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。 高木晴雄市長。 ◎市長(高木晴雄君) 本日追加提案いたします議案は、人事関係が1件であります。 議案第88号は、山梨市農業委員会の委員の任命について同意を求める件であります。 山梨市農業委員会委員が令和2年11月30日をもって任期満了となるため、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、後任の農業委員19名を任命するため、議会の同意を求めるものであります。 以上、追加提案する議案につきまして提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三枝正文君) 提案理由の説明は終わりました。 これより議案第88号について審議を行います。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第88号については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第88号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 議案第88号 山梨市農業委員会の委員の任命について同意を求める件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第88号は原案のとおり同意されました。          〔参考資料 32頁~33頁参照〕          (「議長」と呼ぶ者あり) 古屋弘和議員 ◆9番(古屋弘和君) 動議を提出いたします。副議長不信任決議案を提出いたします。          (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ただいま古屋弘和議員から副議長不信任の動議が提出されました。 所定の賛成者がおりますので、動議は成立いたします。 議事の都合により、暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時31分 △再開 午後1時46分 ○議長(三枝正文君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。---------------------------------------追加日程第2 議員提出議案提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決) ○議長(三枝正文君) 追加日程第2、議員提出議案を議題といたします。 深沢敏彦議員の退場を求めます。          (深沢敏彦君退場) ○議長(三枝正文君) 古屋弘和議員ほか6名から、山議案第4号 副議長不信任決議についてが提出されました。 提出者を代表して、古屋弘和議員提案理由の説明を求めます。 古屋弘和議員 ◆9番(古屋弘和君) 副議長不信任決議案の説明をいたします。 山梨市議会基本条例が平成28年7月1日より施行されました。議会の最高規範として議員の政治倫理も記されております。 令和2年8月22日土曜日に山梨市議会会派・市民クラブ発行の議会報告が、新聞折込により各戸に配布されました。 議会報告の文中において、副議長という要職にありながら、深沢敏彦議員は、「7月臨時会に関する私見」として、ここで一部抜粋して読み上げますが、「その意味で、今臨時会の一部議員の行動は残念な思いです。常日頃、住民の意思が第一と主張し、当局に対応を求め続けている同僚議員の一部が、私から見ると住民の意思を反映しているか疑わしい修正案を提出し同調したことは、活発な議論と活動は民主主義の基本とはいえ、私には理解できません。今回修正案を提出した一部議員は、唯我独尊的に突っ走ったように私には感じられます」と文中に記されておりました。 このように深沢副議長は、「住民の意思を反映しているか疑わしい修正案を提出し同調した」とおっしゃっております。厳格な本会議の中で進行してきた修正案であり、何ら落ち度があるとは思いません。また、今回修正案を提出した議員と同調した一部議員は、「唯我独尊的に突っ走ったように私には感じられます」と書かれておりますが、何が唯我独尊なのか理解に苦しみます。 このような私見が山梨市議会会派の議会報告として市民に配布されたことは非常に残念であり、この件に関しまして、議会の案件は議会上で論ずることが妥当ではないかと考えます。山梨市議会は、住民の代表として、多くの先輩議員のたゆまない努力と実績を積み重ねてきた上で築き上げられた議会であると思っています。その上で、市民から負託を得た議員として、今回の深沢副議長の行動は非常に残念であります。深沢敏彦副議長におかれましては、これまでにも何度か議会中の発言の取消し等がありました。今回の件も含めて、非常に残念であります。 市議会は、住民の代表機関としてその責務はかつてなく重く、期待も大きなものになっています。同じ山梨市議会を構成する議員として断腸の思いでありますが、ここに副議長不信任決議案を提出いたします。 ○議長(三枝正文君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております山議案第4号は、質疑、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三枝正文君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第4号は、質疑、委員会付託を省略することに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(三枝正文君) これより討論を行います。 山議案第4号について、討論の通告がありました。 発言時間について申し上げます。討論の発言時間は、申合せにより、それぞれ1人15分以内といたします。 武井寿幸議員の賛成討論を許します。 武井寿幸議員 ◆11番(武井寿幸君) 深沢敏彦議長不信任決議案の賛成討論を行います。 深沢敏彦副議長においては、山梨市議会副議長の要職にありながら、9月定例会開会日の8月27日、議場において、上着を着用して出席すべきところ着用せずに、また、議員記章も持参せずに出席いたしました。 また、過去においては、平成26年6月18日の本会議の一般質問及び平成30年3月14日の本会議の代表質問において、この2度にわたり不適切な質問を行い、取消しを求められ、不適切な部分についての質問の取消しを行った事実があります。 最近においては、本年7月の臨時会の議会報告として、市民クラブの会派において発行したチラシを、市内各戸に新聞折り込みにより、8月22日土曜日に配布いたしました。そのチラシの中で市民クラブの同僚議員は、市政の報告や議員としての取組を記載されていましたが、深沢敏彦副議長にあっては、「7月臨時議会に関する私見」と題し、35行の文中12行にわたり、「私から見ると住民の意思を反映しているか疑わしい修正案を提出し」と、修正案を出した同僚議員に対して誹謗中傷するとともに、そしてまた、修正案に同調した私たち議員に対しても、「唯我独尊的に突っ走った」と誹謗中傷を重ねておりました。 8月24日に私ども新翔会と公明党の代表で、市民クラブ小野鈴枝代表に抗議文をもって抗議するとともに謝罪を求めました。後日、小野代表は、「謝罪はいたしません。また、深沢敏彦副議長は、誹謗中傷はしていませんと言っていました」と話されましたので、このことを新翔会6名、公明党2名の計8名は、到底看過できるものではありません。 私たち市議会は、立場は違っても同僚議員として、市政推進のため、議論、討論は当然のこととして大いにすべきことでありますが、同僚議員を誹謗中傷すべきではないといつも私は感じております。ましてや活字にして誹謗中傷したチラシを市民各戸に配布したことは、決して許されるものではありません。今後も山梨市議会の秩序と品位を保つためにも、要職である深沢敏彦副議長の不信任決議案に賛成いたします。 ○議長(三枝正文君) 以上で討論を終わります。--------------------------------------- ○議長(三枝正文君) これより採決いたします。 山議案第4号 副議長不信任決議についてを採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君は起立願います。          (賛成者起立)(7名) ○議長(三枝正文君) ご着席ください。 起立多数です。 よって、山議案第4号は原案のとおり可決されました。 深沢敏彦議員の入場を求めます。          (深沢敏彦君入場) ○議長(三枝正文君) 深沢敏彦議員に申し上げます。 山議案第4号 副議長不信任決議については原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(三枝正文君) 以上で、本定例会の日程は全て終了いたしました。 令和2年9月山梨市議会定例会を閉会いたします。 ◎議会事務局長(望月好也君) お互いに挨拶を交わしたいと思います。 ご起立願います。          (全員起立) ◎議会事務局長(望月好也君) 相互に礼。 △閉会 午後2時02分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和2年9月28日       山梨市議会議長   三枝正文       会議録署名議員   清水時保       会議録署名議員   小野鈴枝...